昼はまだまだ蝉が盛んに鳴いていて暑さをビシビシと感じますが、夜になると蒸し暑さはあるものの、コオロギなどの虫の声も随分と大きく聞こえるようになり少しずつ秋への移り変わりを感じています。
皆様はお盆休みは平和に過ごされましたでしょうか?
私はそれなりに仕事もあったので仕事もしつつ家の用事もこなしつつ、でも「この日だけは何もしない!」と強制的にゆっくりできる休みを作って休んだりもしました。
さて本題に入ります。
今回ご紹介するのはメンズTバックのレビューですが、以前下記リンクの記事で1つのインナーを紹介したことがありました。
「陰嚢分離型のボクサーブリーフは本当に蒸れないのか?実証実験してみました。」
通常、下向き収納ですと陰茎と陰嚢が密着してしまい蒸れてしまうのですがこのインナーはポケットを作ることによって陰茎と陰嚢を分離し、なおかつ上向き収納が出来るように工夫されていたものでした。
Tバックではありませんでしたが、この仕組みに興味を惹かれて購入してレビューを書いたものになります。
結果としては生地の質感やアイデアには好感が持てたものの、実際の使用感としては不満がのこるものでした。
そして今回購入したのは
そうです。
ボクサーブリーフではなく、Tバックタイプのものが登場していました。
正直買おうかどうしようかしばらくの間迷っていました。
前回不満に感じた点は結局同じなのでは?という感覚が払拭できなかったからです。
ですが、Tバックに変えたことで何か変化があるかもしれない・・・と僅かな希望も抱きながら購入することにしました。
※4点セットのものと単品のものとあり、単品は割高となっています。
サイズはMを購入しました。
それでは身を清めましてレビューの開始です。
陰嚢分離型Tバック、開封の儀
パッケージはこのような感じでした。
中身が判らないようにようにパッケージされていました。
高評価です。
パッケージを開けると個包装されたTバックが出てきました。
色違いで種類を持っていると、マニアっぽくてニヤついてしまいますね。
あとはこれが気に入ることができるTバックだったら文句なしです。
個包装パックの裏面はこのような印字がされています。
アイコンイラストから察するに色々と共通して使えるようにしている雰囲気です。
4つあるカラーのうち、今回はブラックを開封してみようと思います。
袋は親切なジップロック形式。
まずは正面から。
ちゃんとTバックしています。
さよなら!前回のボクサーブリーフ!
陰嚢のメッシュの部分だけグレーのカラーが取り入れられています。
腰回りのゴムは、ゴムの幅がそのまま生かされている感じですね。
私の希望はこの半分くらいの幅か紐が好みです。
上向き収納のポケットのデザインは前回と変わらずという感じがしますね。
こちら、裏からみたところです。
お尻の紐の細さがGOODです。
この細さがセクシーで好きです。
腰ゴムに繋がるところだけちょっとY字にしてあるところがデザイン性を出してきていますね。
陰茎をポケットに通すため穴です。 勃起時の太さに対応するためかこの穴がやや大きいんですよね。
かといって小さくすると窮屈になってしまうでしょうし。
設計の難しさを覚えます。
穴が大きいと、平常時のクタクタな状態の時にポケットから内側に戻ってきてしまうことが無きにしも非ずです。
ポケットを横からみたところです。
この辺りも前回同様の仕組みですね。
指を出しているところがニョキニョキなったときに頭が出るところです。
MAXになると頭どころか半分くらいは飛び出します。
上が空いていることで、勃起は楽です。
また、これも前回同様なのですが、ポケットが謎の二重構造で、内側に入り込むと天井があるので、ニョキニョキすると天井にぶつかってキツイです。
ニョキの妨げになります。
両サイドには通風口があります。
用を足したい時にここから覗かせたりも出来るのですが、なんでもない時に出てしまうこともあります。
この通風口は個人的に好みではありません。
着用後の評価
<色・デザイン>
色に関してはスタンダードな4色がセットで届きましたので、お好みで楽しむことができます。
デザインも待ち望んでいたTバックタイプですので楽しみにしていたところはあります。
お尻の紐が好みなのと、ハイレグカットなところも良いですね。
ゴム紐は前述の通り私の個人的なマイナス点です。
陰嚢の部分のメッシュ生地の色がグレーで共通なのもマイナス点です。
特に赤×グレーの配色はダサいです。
評価:○と△(良し悪しあり)
<通気性・吸湿性>
上向き収納のポジションが維持できている間は蒸れを防げますし、陰嚢部分の生地もメッシュになっているので通気性は良いです。
生地自体も湿気を吸ってくれます。
お尻の部分は文句なしで開放感が気持ちいいです。
手揉み洗いで洗濯をしている時に気になったところとしては「水分を吸いすぎて洗いにくい」です。 特に腰ゴムとゴムに巻いてある布のせいですこぶる重たくなります。
石鹸の泡立ちが悪い(多めに石鹸がいる)ですし、乾燥時間も少し長めにかかります。
ただ、Amazonの表品情報には「洗濯機洗い」と書いてあるので、家族にバレたら困る方以外は洗濯機推奨です。
評価:穿いている時は◎、手洗い洗濯のしにくさが△(洗濯機推奨)
<サイズ感>
前回のこのタイプのボクサーブリーフの時はLを購入しましたが、Mサイズで十分フィットした状態ではけています。
腰ゴムの強さも窮屈な感じはなくちょうど良いです。
陰嚢の収納袋の部分が小さく感じます。
収まりが悪いです(個人差あると思います)。
ボクサーブリーフの時とは型紙の起こし方?仕様?が違うようです。
陰茎分離用ボケットの作りも前回同様で不満が残ります。
アイデアはいいのにな。
安定感が足りない(遊びがありすぎる?)。
腰回りのサイズ感には不満はありませんが、陰部まわりの仕様の細かいところで不満が残る形です。
ただし各自のモノに個人差が非常に影響するので、あくまでも私の個人的な不満です。
評価:△
<生地の質感・伸縮性>
生地の質感については問題ないです。
手触り・肌触りもよく、柔らかい素材です。
再生繊維(セルロース)95%、合成繊維(スパンデックス)5%とのことです。
伸縮性はそれほどないです。 多少あるかなという感じです。
評価:◯(普通)
<穿き心地>
使っている生地のソフトな肌触りは心地よいです。
ですがやはり陰嚢部分のメッシュの面積が小さいかな、覆いきれていない感が強いです。
うまく包み込んでくれていたら高評価でした。
これに関してはボクサータイプの時の方が程よい立体縫製ですっぽり包んでくれていました。
また、陰茎ポケット部分の謎の2重構造がどうしても納得いかなくて、内側ポケットに入り込んでしまうのを防止するために、自分で縫いました。
丸い穴の上側半分を内側の生地と括り付けました。
ついでにフィット感アップのため、両サイドの通風口を半分程度縫い付けました。
口が開いているとどうにも安定感が損なわれます。
そこで両サイドをある程度縫ってしまい、生地同士を密着させて口を閉じることでポジションの安定化を図りました。
その代わり用を足す時にここから取り出すことはできなくなりました。
このポケットの生地も陰嚢部分のメッシュ生地と同じものを使ってしまえば通風口を作る必要ないのでは? とも思います。
さて、このTバックを穿くときのポイントは「穴に陰茎を入れてポケットに収納すること」が本質です。
慣れないうちは、穴に入れて通風口から指でもぞもぞやりながらポジションを整えて・・・とやっているうちにニョキニョキしてきて大変です。
外出時にトイレでそんなことをしていたら尚更大変です。
最初はなんてめんどくさいんだ!と思ったものですが、そんなことしなくてもいいことがわかりました。
Tバックを穿く時に上に引き上げると思うのですが、その時に先端が穴に掛かるようにすれば自然とポケット側へ流れました。
これでニョキニョキしなくても収納できます。
(ですが、個室トイレで用を足す方が安心かな)
自分で縫って改造したことにより、問題点が改善できたので使えるものになりました。
評価:△
おわりに
自分にとってはそのまま使うよりも少し改造して使ってみたら割と使える感じになりました。
こればかりは人それぞれかもしれません。
ただ、やっぱり「もう少しなんかやりようがあるのでは?」という感想も同時に抱えてしまうので、改良型が出てくれたら嬉しいなと思う次第です。
洗いにくさについては元々が洗濯機推奨のところを、それを私は手揉み洗いをしている時点で苦労を背負い込んでいるので、「洗いにくい」と感じるのは当然ですね。
洗濯機で洗える方はそのほうが楽です。
今回のTバックは「アイデアはいいのに、いまひとつ!!惜しい!!!」
という感想でした。